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大森 望・豊崎 由美 『文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編』
大森 望・豊崎 由美 『文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編』 PARCO出版
また読んでしまった。しかも間違えて2007年度版を飛ばして借りてしまったよ。さすがに同じシリーズを一度に三冊も読むと、言う事が無くなってくるわけです。
なんですが、本書が対象としている2007年〜現在という期間は私が生涯でもっとも本と離れていた時期でありまして、その空白を埋めるという意味も相俟って、本巻は純粋に面白く読めたのです。
そしてこの年はどうやらポストモダン小説の当たり年だったみたいで、巻末に付されている二人の評価点も総じて高い。そんな時に土日もなく仕事をしていたとは、なんとも惜しいことをしてしまったな、と。
率直に言ってマンネリであることは間違いありません。しかしそれでも、小説好きのためのブックガイドとしては一級品。文芸誌の購読者でもなければ目にも留めないであろう各誌の新人賞受賞作全てを、逐一丁寧に紹介してくれる本がほかにあるでしょうか?
アマゾンのレビューとか見てるとくだくだといちゃもんつけてる人もいますが、奇跡のテンションを保った一作目を読めたことで十分な僥倖というもの。ここにきて、一級品の文芸時評集として落ち着いたわけです。それ以上に何を望むことがあるんですかね。
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また読んでしまった。しかも間違えて2007年度版を飛ばして借りてしまったよ。さすがに同じシリーズを一度に三冊も読むと、言う事が無くなってくるわけです。
なんですが、本書が対象としている2007年〜現在という期間は私が生涯でもっとも本と離れていた時期でありまして、その空白を埋めるという意味も相俟って、本巻は純粋に面白く読めたのです。
そしてこの年はどうやらポストモダン小説の当たり年だったみたいで、巻末に付されている二人の評価点も総じて高い。そんな時に土日もなく仕事をしていたとは、なんとも惜しいことをしてしまったな、と。
率直に言ってマンネリであることは間違いありません。しかしそれでも、小説好きのためのブックガイドとしては一級品。文芸誌の購読者でもなければ目にも留めないであろう各誌の新人賞受賞作全てを、逐一丁寧に紹介してくれる本がほかにあるでしょうか?
アマゾンのレビューとか見てるとくだくだといちゃもんつけてる人もいますが、奇跡のテンションを保った一作目を読めたことで十分な僥倖というもの。ここにきて、一級品の文芸時評集として落ち着いたわけです。それ以上に何を望むことがあるんですかね。
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