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前田愛 『文学テクスト入門』
いやーここのところ更新が滞りがちで申し訳ない。
もちろん仕事が忙しいというのも理由の一つではあるのですが、それ以上に、実は最近160GのiPodを購入いたしましてですね、これが非常に面白いわけです。何しろCD4千枚分のデータが入る上に、写真もビデオもPodcast(インターネットラジオみたいな奴)も持ち歩けるってんだからすごい!
部屋にあるCD全部突っ込んだとしても、まだ半分近くしかいかないわけですよ。
ほんの数年前までMDですげーすげー言ってたのを考えると、技術の進歩ってのは恐ろしいですねー。
そんなわけでここ数日は、家にあるCDを片っ端からiTunesに取り込むという、楽しくもこの上なく非生産的な作業に夜な夜な従事しておるわけです。
そんなこんなの中、
前田愛 『文学テクスト入門』 ちくま学芸文庫
を読みました。
本書は国文学者前田愛による、テクスト解釈の入門書。著者は男性です。
論中では、夏目漱石『草枕』や村上春樹『風の歌を聴け』といった、一般の読者にもわりと馴染みのある作品を対象に、物語の構造分析やコード論などのテキスト解釈の技術がわかりやすく実践されております。
私はいわゆる文学研究にはそれほど詳しくないので、本書は大変興味深く読みました。
特に自分の専門としていた文化人類学に引きつけて考えると:
記号論的に見るときは文化現象のコードを読み取らんとする文化人類学も文学研究もほぼ共通の手続きをとる一方、構造の抽出に際しては究極的に二項対立への還元を目指す人類学に対し、文学研究はプロット抽出を試みるといったような、研究分野の違いによる微妙な方法論の違いが非常に示唆的です。
上記の例でいうと、自然発生的に成立した文化を対象とするのか、個人の意思によって成立した作品を対象とするのかで両者の差異が現れているようにも思われます。
とまあ、非常に薄っぺらな考察で、意図するところのものも言い尽くせてはいないのですが、とにかくもっと勉強したいなぁということを感じた一冊でした。
人気blogランキングへ
もちろん仕事が忙しいというのも理由の一つではあるのですが、それ以上に、実は最近160GのiPodを購入いたしましてですね、これが非常に面白いわけです。何しろCD4千枚分のデータが入る上に、写真もビデオもPodcast(インターネットラジオみたいな奴)も持ち歩けるってんだからすごい!
部屋にあるCD全部突っ込んだとしても、まだ半分近くしかいかないわけですよ。
ほんの数年前までMDですげーすげー言ってたのを考えると、技術の進歩ってのは恐ろしいですねー。
そんなわけでここ数日は、家にあるCDを片っ端からiTunesに取り込むという、楽しくもこの上なく非生産的な作業に夜な夜な従事しておるわけです。
そんなこんなの中、
前田愛 『文学テクスト入門』 ちくま学芸文庫
を読みました。
本書は国文学者前田愛による、テクスト解釈の入門書。著者は男性です。
論中では、夏目漱石『草枕』や村上春樹『風の歌を聴け』といった、一般の読者にもわりと馴染みのある作品を対象に、物語の構造分析やコード論などのテキスト解釈の技術がわかりやすく実践されております。
私はいわゆる文学研究にはそれほど詳しくないので、本書は大変興味深く読みました。
特に自分の専門としていた文化人類学に引きつけて考えると:
記号論的に見るときは文化現象のコードを読み取らんとする文化人類学も文学研究もほぼ共通の手続きをとる一方、構造の抽出に際しては究極的に二項対立への還元を目指す人類学に対し、文学研究はプロット抽出を試みるといったような、研究分野の違いによる微妙な方法論の違いが非常に示唆的です。
上記の例でいうと、自然発生的に成立した文化を対象とするのか、個人の意思によって成立した作品を対象とするのかで両者の差異が現れているようにも思われます。
とまあ、非常に薄っぺらな考察で、意図するところのものも言い尽くせてはいないのですが、とにかくもっと勉強したいなぁということを感じた一冊でした。
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