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スキン+ボーンズ

スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション六本木 国立新美術館

http://www.nact.jp/exhibition_special/2007/skin_and_bones/index.html


私の嫌いな言葉の一つに「アート」というものがあります。カタカナで表記する「アート」ね。

とりあえず言っておけばなんとなくわかったような気分になるこの言葉。とりあえずつけておけばなんかオシャレっぽく感じるこの言葉。
しかしながら、ダヴィンチからモーニング娘まで一括りにして片付けてしまうなんとも暴力的な言葉に聞こえて、私にはとても耐えられないのです。


と、前置きをいたしまして。

本日私が行ってきたのは、六本木の国立新美術館で開催中の「スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション」。


もちろん建築もファッションも大好きだけれど、これらを一括りにして「アートなんだぜ」っていうB級カルチャー雑誌みたいな認識の仕方には私すごく違和感を感じるのね。

少なくとも資本主義の枠組みの思考で、資本主義に依存して成立した物事を判断する以上、それは「文化」ではあっても「芸術」ではありえないと私は考えるのよ。

フセイン・チャラヤンにしてもヨウジ・ヤマモトにしても凄まじい構成力とは思うけれど、服を売るという目的がある以上それは結局技術の話なんじゃないのかなってこと。

当然それは建築やファッションに限らず、大部分の「現代美術」にも当てはまるわけです。

芸術っぽいものを作って、オルテガの言う「大衆」の自尊心を満足させる「アート屋」なんていくらでものさばっているじゃないですか。新美術館の関係者にしてもね。



そんなことを考えながら観に行ったんだけれど、私の懸念していたような、「アートだぜオシャレだぜ」って展示の仕方では全然なくて感心しました。

どちらかというと現代思想よりの展示のしかたで、近代から脱構築へっていう時代の潮流を服飾と建築の共通要素を取り出すことによって示しています。


結論を言うとなかなか面白かった。多少牽強付会と思われる面もあるけれど。
従来の展示品にとらわれない、新美術館の新しい挑戦とのことですが、このくらいのレベルを保っていけるならこれからも期待できるんじゃないでしょうか。
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2007年06月17日  2007年 トラックバック:0 コメント:0












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